納屋橋のいつもの光景
今日、名古屋市の納屋橋付近を歩いていました。
このあたりでは、オープンハウスの営業の方が毎日のように道行く人に声をかけています。
今日は雨だったのですが、彼らは傘も差さずに声掛けを続けていました。
私はこの光景に慣れているので、声をかけられても必ずスルーすることにしています。
それでも、この雨の中で声をかけ続けるその胆力には、さすがに感心してしまいました。
尊敬はする。でも話は一切聞かない
断られるのが当たり前の路上営業を、天候に関係なく毎日続ける。
その姿勢には正直、多少の尊敬の念を抱きます。
ただ、自分の資産を守りたいと思うなら、彼らの話は一切聞かないほうがいいというのが私の考えです。
もっと言えば、オープンハウスに限らず、向こうから近づいてくる営業マンとは基本的に関わらない。
これが資産を守るうえでの鉄則だと思っています。
本当に良い商品は、営業を必要としない
なぜ営業マンと関わるべきではないのか。
私の考えはシンプルで、本当に良い商品は営業を必要としないからです。
みんなが欲しくて価値のあるものは、黙っていても売れます。
わざわざ道端で声をかけなくても、お客さんのほうから探しに来ます。
逆に言えば、人件費をかけて押し売りしなければ売れない商品は、それだけ「自分からは選ばれにくい何か」を抱えている可能性が高い。
そして、その押し売りのコストは最終的に商品価格に上乗せされ、買った人が負担することになります。
だからこそ私は、営業マンが持ってくる話は、まず疑ってかかるべきものだと考えています。
オープンハウスの家を買うべきではないと考える理由
話をオープンハウスに戻します。
私個人としては、オープンハウスの家は買うべきではないと考えています。
理由は次のとおりです。
① 声をかけられて家を買う、という構図そのものが危うい
家は人生最大級の買い物です。
数千万円のローンを組めば、返済は数十年に及びます。
判断を間違えれば、人生が大きく傾くことすらあります。
そんな決断のきっかけが「たまたま道で声をかけられたから」。
冷静に考えると、これほど危うい話はありません。
② 数撃ちゃ当たるの営業は、「冷静でない人」に刺さる
路上営業は、100人に声をかけて1人か2人が話を聞いてくれれば成り立つ世界です。
では、その1〜2人はどんな人か。
お金の知識があり、自分で物件を比較検討している人は、そもそも立ち止まりません。
立ち止まるのは、住宅購入についてまだよく調べていない人や、「営業さんが親切だから」と流されやすい人になりやすい。
つまりこの営業スタイルは、構造的に情報を持っていない人ほど契約に近づいてしまう仕組みになっていると私は考えています。
③ 主導権が相手にある
自分で探しに行った情報と、向こうから持ちかけられた話では、主導権がまったく違います。
話を聞き始めた時点で、その後の流れは相手のペースです。
「今ならこの条件で」「人気なのですぐ埋まります」と急かされ、比較検討の時間を奪われれば、判断を誤る確率は一気に上がります。
お金の判断は、自分が主導権を握っているときにしかしない。
これは資産を守るうえで本当に大事な原則です。
まとめ:どんなに感じのいい営業マンでも、ついていかない
繰り返しになりますが、街でオープンハウスの営業マンを見かけても、ついていくのはやめておきましょう。
その営業マンの人柄がどんなに良くても、どんなに感じのいい人だったとしても、です。
家を買うかどうかは、
- 本当に今買う必要があるのか
- 賃貸と比べてどうなのか
- 複数の会社・物件を比較したか
を、自分で調べて、自分のペースで決めるもの。
雨の中でも頑張る彼らの姿勢は学びつつ、自分のお金は自分で守りましょう。
くれぐれもご注意を。


コメント