アムウェイのカモになりかけた話(その1)

マネーリテラシー

今まで恋愛のことに多く触れてきましたが、今日はマネーリテラシーについて書こうと思います。

今日のテーマはマルチ商法の王様とも言える存在のアムウェイについてです。

私はある日友達の紹介で2人の女の子に出会いました。二人とも20代半ばで私と同世代でした。彼女たちの仕事について質問するとライブ配信者だと言いました。「ぽこちゃ」と呼ばれるライブ配信アプリを使用して配信活動を行うのです。

私はそれまでの人生でライブ配信者と出会ったことがなかったのでその仕事内容にとても興味が湧きました。なんと実稼働日(ライブ配信日)は月5日で毎月50万円ほどの収入を得ているというのです。毎日しんどい思いをして会社に行き、月20万円ほどの収入をやっとの思いで得ている自分からすれば、なんて羨ましい仕事なのだろうと感じました。

さらにちょうどその頃は私が恋愛活動にひと段落をつけ、金稼ぎを頑張る方向にシフトしようとしていた頃でした。

その女の子たちはライブ配信事務所に所属しており私にも紹介すると提案してきました。

興味を持った私は二つ返事でそのライブ配信事務所に行ってみることにしました。

2人の女の子は自分たちにはメンター(師匠)がいると言っていました。その師匠は実業家でいくつもの事業収入を持っており、そのうちの1つがライブ配信業だと言いました。彼女らはそのメンターの男を絶賛していました。すごい人格者で、悠々自適に暮らしており、今は若い子たちを稼げるように教えていると言っていました。彼女らは私にもその師匠に会ってみてはどうかと提案してきました。

ひとまず話だけでも聞いてみようと思い、名古屋の栄にある指定されたカフェに向かいました。

カフェに行ってみるとその師匠の男と紹介してくれた女の子がいました。第一印象は少し覇気のあるおじさんという印象です。背が高く少しおなかが出ている40代の男でした。服はグッチのシャツにエルメスのバックという出立です。最初は金持ちの普通のおじさんという印象でしたが、いざ話出してみるとものすごくトークの上手い男でした。普通の人にはないオーラを放っており、少し話しただけでこの男は男からも恩案からもモテるだろうなと感じました。

この男は「たくや」と名乗りました。そして私になぜライブ配信に興味を持ったのかを聞いてきました。この問いに対し、私は素直に今よりもっと金を稼げるようになりたいと考えているからだと伝えました。すると、たくやは自分の金稼ぎの理論について熱く語りかけてきました。ライブ配信のような事業所得や不動産のような不労所得を作らなければ安月給の労働者から一生抜け出せないぞと言ってくるのです。この点については私も同意見でした。現状のまま労働者をしているだけでは経済的自由を得ることは難しいことも知っていたのです。彼の言っていることはある程度筋が通っていると感じました。さらにそのトークの上手さに徐々に引き付けられていきました。

安月給の労働者であることに対する不満と楽して金を稼ぎたいという心の弱さに漬け入りどんどんと言いくるめられていきました。

今だからこそ冷静に客観視してこの男の言動の怪しさやヤバさを感じ取ることができるのですが、その場にいるとぐんぐんと引き込まれていくのです。さらに言えば、まだこの段階ではこの男はアムウェイの話を出してきていませんでした。

ここから私はどんどんとこの男の話にのめりこんでいってしまいました。

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